２１、「騒がしくなった�A」

	さくら 「皆さん、クリスマスの夜は如何お過ごしかしら？ 私は向こうのいちゃこらカップルにイライラし通しで ――げふんげふん」
	さくら 「もう！いい加減にしてよぉ〜！」 椿 「ん？どうした、さくら……」 さくら 「少しはあたしと一緒に――」
	がばっ すもも 「！！！！」 さくら 「げふっ」
	さくら 「いたたた……もぅ、何よぉ〜〜」 すもも 「！！」 さくら 「え？後ろ？？」
	じゃ〜んっ！ さくら 「い、いつの間に？！」
	すもも 「ぷれぜんと〜♪♪」 さくら 「何でこんなものが……」 （サンタさんが来てくれたのかな…… どうしよう、開けていいのかな？）
	きいち 「んふっ、ごっ開帳〜〜♪」 ザラ〜ッ さくら 「ああっ！勝手に？！」 きいち 「何が出るかな♪何が出るかな〜♪」
	きいち 「おぉぉ〜う、おっ菓子ぃ〜〜♪」 さくら 「？！」 すもも 「おっかし〜〜♪」 駄菓子の山（笑）
	きいち 「僕、おせんべぇ〜ｖ」 すもも 「す、す〜は、す〜はねぇ〜♪」 さくら 「だ、駄目だよ〜勝手に……っ！」 ※精神年齢　さくら＞きいち＞すもも　？
	椿 「……一体何の騒ぎだ……」 さくら 「お兄ちゃん！いいところに――！」
	さくら 「聞いてよ〜！！ あたしはね勝手に開けたら駄目だって言ったのに あいつら聞く耳持ちゃしないんだよ〜 そりゃぁま〜すーちゃんは子供だから仕方ないとしてもさ〜 きいちは！――きいちはどうなのよ、あれは！ あいつの頭の中はどうなってんの？！ 大人じゃないの？！」
	さくら 「そもそも自分から保護者だとかほざいておきながら、 保護者らしいことなんて糞の一つもしやしねぇ――」 椿 「こら！女の子が汚い言葉を使うな！」 ※きいちへの悪口に異存はない椿
	さくら 「む〜…お、お兄ちゃんはどう思ってるの……？」 椿 「……？どうって何だ、保護者としてか？」 さくら 「ううん、あたしときいち……どっちが好きなの？」
	ぐいっ 椿 「……馬鹿だなぁ……」 さくら 「およっ？！」
	椿 「何を言ってるんだ、さくら。もちろん――」 さくら（もしやこれは愛のこ、告白ぅ？！） 椿 「み〜んな大好きに決まってるじゃないかｖ」 さくら 「！！」 （かーっやっぱりそうきたか！！ ……でも、ちょっと嬉しいかも……ｖ）

	すもも〜プレゼントあげるから、おいで〜ｖ すもも 「！！ぷれぜんとぉ〜！」 ミスミ 「あぁ、危ないよ！」
	はい、うまい棒！（笑） すもも 「〜♪♪」 おお、喜んでくれるか……！ （安上がりな子で良かった……）
	バート 「おっほ〜うまひょ〜……」 ドガッ すもも 「めっ！」
	バート （俺って一体……） 人のものを取ろうとするからでしょ！め！
	そんな感じの、騒がしい？クリスマスでした〜 しかし駄菓子で誤魔化そうとするには、無理があったか……な…？ さくら 「ケーキを期待してたのにぃ〜」 たはーっ、面目ないっ！(>_<)

おまけ。
冒頭でさくら曰く「いちゃこらカップル」の図だった二人。
果たしてほんとうにいちゃこら（笑）していたのか？？

	椿 「なぁ、皆へのプレゼント…何かいい案はないか？」 きいち 「へぇ〜俺に聞くの？聞いちゃうの？」 椿 「……お前の意見も尊重してやる、と言っているんだ…光栄に思え」
	きいち 「俺は断然！つばきだね〜ｖそれ以外はいらな〜い♪」 椿 「そのテの話題はやめてくれないか、マジで」 きいち 「んふｖも〜照れ屋さんなんだからぁ〜ｖｖ」 椿 「…………」 ※醒めた目をしたまま冒頭のシーンへ……

去年は椿とさくらだけ、でしたが。
今年は大人数で写真撮るのも一苦労〜
ま〜これも一つの幸せってやつですかねｖ（何を陳腐な）

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しかし……クリスマスに駄菓子ってのは、雰囲気皆無ですな〜