24、「『俺』の居場所 B」

――それから数十分後。
ようやく泣き疲れ(すももは最初から爆睡)眠りについた二人に、 どっぷりと……溜息を漏らす少年が一人。

椿/ミスミ/きいち/

ミスミ
「ようやく落ち着いた……はぁ……
何だっていつもこう、後始末は僕なんだろう……
少しくらい手伝ってくれても――」

椿
「なぁ……」

ミスミ
な、何か御用で?!
(うひゃぁ〜き、聞かれた……?!)

椿
「…驚くことはないだろ……汗」

椿
「……相談にのってくれ――
実はな、……困ったことが起きたんだ……」

ミスミ
(今一番困ってるのはのほうだよ!色んな意味で!)

椿「ん?何か…言ったか?」
ミスミ「いえいえいえ、なな何でもございません!

〜相談中〜


椿
「あれからあいつ(きいち)、口を聞いてくれなくて」

ミスミ
「はぁ……(そんなこともあるんだ?)

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椿
「……ミスミ、僕は悪くないよな……?」

ミスミ
え?ちょ、そ…そんなこと言われても……」

椿
悪くないよな!な!そうだろ?!

ミスミ
ひぃ……っ!迫ってこないで下さいよぉ〜」涙

椿
「っと……すまん、でも……僕に落ち度なんて……」

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ミスミ
(その一方的な物言いじゃないですか?)

椿
「あ、あいつを怒らせるなんて……!
一体この先、どうやってあいつと向き合えばいいんだ?!
僕はどうしたら……っっっ

ミスミ
そ、そんなに悩むほど?……ですか?」
(相手はきいちさんなのに?)

椿
だからこそだ!
あいつの本性を知らないから、んな事が言えるだけだ!
とにかく、助けてくれよ!ミスミぃ!」

ミスミ
何で僕?!

椿
「……い、いちばん頼りに――」
ミスミ
都合がいいだけだろ?!

(↑ 思わず本音が出た)

きいち
あれぇ〜?
何をいちゃついちゃってるのかな〜?

ミスミ「!!!!!」
椿「?!」

きいち「よっこらせっと!」

どすっ――

ミスミ「ぐは

椿
きいち!
あ、えと……その……あれだ……
ええと……っ、あ……さ、さっきは――」

椿
「さっきは…その、い、言い過ぎた……
別にお前が……き、嫌いなわけじゃなくてだな――」

きいち
ん〜?僕は怒ってないけど?」

椿
?!

きいち
「だってそうじゃん?
暴力に走ったのほうがどう考えても悪いだろ?」

椿「……おまえ……っ

きいち
博愛主義だし?
全面的には非を認めるぜ?」

椿
「きいち……お前…優しいんだな――v」
きいち
「……もう怒ってない?」

椿
「……当たり前だろ?」
きいち
つばき!

ミスミ
「え、ちょ……な…この扱い何?!


受難ボーイです。




おまけ

きいち
「ま、ああ言っておけば俺のポジも安泰だろ♪
……つばきって単純v

うふふv

ポジ=ポジション≠立場?

ミスミ「え?」



無駄に時間をかけてしまった……orz
吹き出しとか描いた経験ってほとんどないから、 なんか……しんどかった……

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椿ときいちも喧嘩するんだよ〜的なことを書きたかっただけ、
なんだが……
余計ややこしくなったような……?

意外にミスミも毒舌。
(口には出さないからまだかわいいほうかな?)
きいちは……なんか、もう、……ある意味で策士……

撮影日:08/3/11頃…?

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